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トルコ旅行記 (7) イスタンブール新市街編 [旅行]

トルコ旅行記の続きです。

日が暮れてから、トラムに乗ってイスタンブール新市街へ行きました。新市街というのは、スルタンアフメットなどの旧市街から見てガラタ橋の向こう、ガラタ地区と呼ばれるあたりです。新市街とはいっても中世から栄えていたそうですが、旧市街より近代的な建築が立ち並ぶのはこちらの方です。
実は、イスタンブールではほとんど旧市街にいて、新市街やアジア側はあまり散策していません。今になってみれば、昼間にもっと他の場所へ行ってみれば良かったと思うわけですが… まあ、次回の楽しみと考えることにします。[わーい(嬉しい顔)]

トラムの駅まで歩く途中、いくつかモスクを写真に撮りました。夜のモスクはライトアップされてとても美しいです。ブルーモスクの上にはカモメが舞っており、ライトを浴びて白く光っていました。


ブルーモスク。上を舞っている白いのはカモメ。


公園越しに撮ったアヤソフィア。すごく綺麗。噴水も幻想的。
トラムに乗って、まずガラタ塔へ行きました。ガラタ塔はガラタ地区にある塔です。…ってそのままですね[あせあせ(飛び散る汗)] 調べたところ、1348年、ここに住んでいたジェノバ人によって建てられたものだそうです。ここの展望台はインスタブールが360°見渡せるスポットなのです。

ガラタ塔は、昼間にもちょっとだけ立ち寄ったのですが、入場料がかかるので「夜に来て夜景を見よう」と思い、上りませんでした。その昼間の写真がこちら。


そして、再訪した夜の写真がこちら。


入場料を払ってエレベータで展望台へ上りました。展望台は塔上部のぐるり外側で、その内側はレストランになっています。


旧市街側を見たところ。


内側のレストランを覗いたところ。レストランのロケーションとしては素敵ですね。まだお客は入っていないようでした。


下を見るとこんな感じ。

ガラタ塔からの眺めはなかなか良かったですが、夜景を見慣れた東京住まいの人間としては、昼間に来た方がトルコの風景がよく見えて良かったのではないかという気がします。
ガラタ塔のあとは、歩いてタクシム広場へ向かいました。可愛らしいアンティークトラムの走っている道沿いに歩いていきます。


アンティークトラム。


イルミネーションが綺麗。


電飾のクリスマスツリー。


よく見かけた焼き栗の屋台。

道いっぱいに人がたくさん歩いていて、旧市街とはちょっと違った雰囲気です。周りのお店やビルも、やはり「新市街」だなあという感じでした。それと、もうかなり時間がたってしまっていますが、このときクリスマス直後の年末だったのです。クリスマスのデコレーションもまだかなり残っていて、街が華やいでいました。そして経由してきたフィンランドと違って、夜になっても寒くなかったのです。なんだか周りにつられて私の足取りも軽くなった気がします。

夕食は、ハジュ・アブドゥラーというガイドブックに出ていたレストランでとりました。頼んだ料理は、こちらもガイドブックに出ていた Elbasan Tava というもの。何かの大会で賞をとった名物料理だそうです。


野菜のスープ。


何かで賞をとったらしい料理。Elbasan Tava(ラム肉包みのベシャメルソース)。


トルコ式コーヒー。コーヒーの粉がそのまま入っていて上澄みを飲みます。

感想ですが… うーん、期待したほどではなかったかな。ケバブやクレープなどのファストフードが美味しかったので期待していたのですが、量が多かったのと、ラム肉のベシャメルソースというのはちょっとくどかったです。まずくはなかったのですけれど。個人的な好みもあるので、他の方は違う感想をもつかもしれません。お店の雰囲気は良かったです。

帰りは、トラムの乗り換えが面倒だったので、腹ごなしに旧市街まで一本で帰れるトラムの駅まで歩きました。ただ、この道は人通りが少なく、ちょっと暗くて怖かったです。また、トラムの駅に着いたときには、ちょうどジェトン(トークン)売り場が閉まってしまい… どうしようかとオロオロしていたのですが、閉店したジェトン売り場から出てきたと思われる人が遠くを指差し、「おーとまてぃく、おーとまてぃく」と言うのです。なんだかわからずに指差された方向へ歩いて行くと、ジェトンの自動販売機がありました。なるほどオートマティックですね。

その後、トラムで無事にスルタンアフメットのホテルに帰りました。


帰りに撮影したテオドシウスのオベリスク。ブルーモスク隣のヒッポドロームにあります。

あと一回続きます。
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